毎年、春と秋は大きな人事異動が行われやすく、それに伴って引越しをされる方も多い時期です。
8月は、9月からの人事異動に向けてお部屋探しをされる方も多く、当社でも相模原市で新生活を始めるためのお部屋探しをされる方のお手伝いをしております。
ところで、引越しには新居の契約と旧居の解約だけでなく、諸々の手続きも必要となりますが、あまりの忙しさにうっかり忘れてしまう方も少なくありません。
今回は、引越し関連の手続きの中でも、特に忘れやすい2つの注意点についてご紹介します。
忘れやすい注意点その1 住民票手続き
1つ目の忘れやすい手続きは、住民票手続きです。
以前、『神奈川県相模原市に住民票を移すにはどうやったらいいの?』という記事でもご紹介していますが、住民票手続きは転居した日から14日以内に行うことが決められています。
例えば、8月15日に転居をしたなら、8月29日までに住民票手続きを行わなくてはいけません。
住民票は旧住所から異動させると、新住所として届けを出すまでの間は住所不定の状態となりますので、なるべく早めに手続きを行いましょう。
※引っ越し時期が年末年始に重なる方は、役所の閉庁期間を事前に確認し、役所の仕事納め前または仕事始め後に手続きを行う必要があります。
なお、相模原市では郵送による住民票手続きも行っていますので、開庁時間内に役所へ行くことが難しい方は、ホームページより書式をダウンロードして記入し郵送しましょう。
忘れやすい注意点その2 郵便物転送手配
2つ目の忘れやすい手続きは、郵便物転送手配です。
引っ越して新生活が落ち着いた頃、いつも届いているお知らせが来ていないことに気づき、そこで初めて郵便物転送手配を忘れていたことを思い出した経験のある方もいらっしゃるでしょう。
郵便物の中には、クレジットカードの明細書やいつも利用しているお店からのお知らせなど、重要な物や個人情報が詰まったものもありますね。
そうした大切なお知らせを、引越し先でもきちんと受け取ることができるように、引越しが決まったら早めに郵便物転送手配を提出しましょう。
なお、日本郵便のホームページでは、パソコンまたはスマートフォンからの転送申し込みを受け付けています。
24時間いつでも申請ができるので、引越し作業に追われて郵便局で手続きをしたり、転送届のはがきを出す暇がない場合は、ぜひこちらを利用しましょう。
番外編 前住人の方の郵便物が届いたら…
最後に番外編として、前住人の方の郵便物が届いた場合に必要な手続きもご紹介しましょう。
もし、新居に前住人の方の郵便物が届いた場合、最寄りの郵便局へご連絡の上、「この方は既に引っ越しています」という旨を伝え、居住確認をしてもらうだけでOKです。
万が一、前住人の方の郵便物を勝手に破棄してしまった場合は郵便法違反となり、罰則を受ける可能性もありますので、絶対に捨てないようにご注意ください。
まとめ
住民票も郵便物も、うっかり忘れても大きな支障がないと油断していると、本当に大切な情報を得たい時・知らせてほしい時に受け取ることができないというデメリットが起きてしまいます。
そうならないためにも、住民票・郵便物ともに、きちんと手続きを行いましょう。