JR横浜線、相模線、京王線が走っている相模原市、橋本駅。
ここからバスで20分ほどでアクセスできるところに県立津久井湖城山公園はあります。
県立公園として整備されているこの公園は、もともと戦国時代の城山「津久井城」跡がある場所です。
今回は、四季折々の自然を感じながらハイキングやアウトドア体験を手軽にでき、駅からアクセスしやすい県立公園をご紹介します。
相模原市 津久井湖城山公園の施設全体について
この公園は大きく3つのゾーンに分かれています。
それぞれに「根小屋地区」「花の苑地」「水の苑地」と名づけられています。
・根小屋地区
城山の南裾に広がる根小屋地区は、管理事務所兼展示施設であるパークセンターがあり公園の中心にあたります。
沢のせせらぎと鳥の声が響く森のステージでは年に数回のコンサートが開催されています。
また戦国時代にゆかりのある植物を栽培している耕作畑や、相模原市や丹沢の山々を見渡せる展望広場などが見所です。
・花の苑地
3月から4月上旬になると、桜の花がトンネル状になっている桜の小道を散策することができます。
また、事前予約をしておくことで湖畔の芝生広場で湖を眺めながらBBQも楽しめます。
もちろん食材は持ち込んでも構いませんが、津久井観光センターで地元産の食材を購入することもできるため、大きな荷物を持たずに行くこともできて便利です。
少人数の場合や、思い立って公園を訪れた場合には観光センターでお弁当を買ってピクニックをするのもいいでしょう。
・水の苑地
「水の旅」を表した噴水・滝を中心に広場や大型花壇が広がっています。
この噴水と滝を眺めながら、芝生広場で食べるお弁当は格別です。
また、湖畔テラスは津久井湖と城山を一望することができ、春先には対岸の桜が見事に咲き誇ります。
大型花壇では5月にルピナス、8月末から9月には百日草が園内を彩ります。
相模原市 津久井湖城山公園をハイキングで楽しむ散策コース
ピクニックやBBQだけでなくハイキングもおすすめです。
特に橋本駅からスタートして約7㎞散策したのちに橋本駅に戻ってくるおすすめコースがありますので、ご紹介します。
まず、JR・京王橋本駅よりバスに乗り約22分の北根小屋バス停で下車します。
そこから約30分ほど歩くと県立津久井湖城山公園パークセンターに到着します。
さらに徒歩で城山山頂までの約50分の道のりを散策し、休憩を兼ねて山頂からの眺めを堪能するのも良いでしょう。
徒歩で約35分ほどのところにある桜の小道へ寄り、つづけて花の苑地に咲き誇る季節の花々を満喫します。
花の苑地エリアには地酒や農産物の販売も行っている津久井湖観光センターがあり、外せないスポットの一つとなっています。
花の苑地から水の苑地までは約12分。
美しい噴水をのんびり眺めたら「城山高校前」よりバスに乗車し、JR・京王線橋本駅へと帰ってくる、というルートです。
あくまでも目安ですが、歩行のみの時間で約4時間、7㎞の道のりとなります。
途中で休憩や見学などをはさみながら丸一日ハイキングを楽しむのにちょうどいい距離でしょう。
乗車と下車でバス停を変えることで、効率よくまわることができるのもポイントです。
まとめ
都心からもアクセスがいいけれど、自然もふんだんに残している相模原市。
橋本駅からバス一本で手軽にアウトドア体験をできるのが魅力です。
春には桜をはじめとした花々、秋には紅葉、冬は花の苑地で行われているイルミネーショ
ンと通年で楽しめる県立公園です。
相模原市に住んだ際には、恋人や友達と繰り返し訪れたいスポットとなるでしょう。
私たち落合不動産は、相模原市の賃貸物件をご紹介しております。
お部屋探しでお悩みの際は、お気軽にお問い合わせください。