春になると、これから新生活が始まる専門学校生・大学生・新社会人が多くなります。
初めての一人暮らしで賃貸アパートやマンションを借りた方は、早速ベランダの防犯を実施しましょう。
今回は、空き巣がよく入るベランダの侵入経路を抑え、窓や鍵などに対して簡単にできる防犯をご紹介します。
ベランダの窓や鍵には犯罪者の心理を抑えた効果的な防犯をしよう
ベランダの窓や鍵には犯罪者の心理を抑えた効果的な防犯をしよう
空き巣の侵入は、窓・玄関・ベランダが最も多いと言われており、この3か所だけで発生割合の9割以上を占めています。
戸建て住宅の場合は、セキュリティは個々の世帯に任されています。
外から見えにくいだけではなく、防犯意識の薄いと思われる住宅は、空き巣やストーカーに狙われやすいので、特に注意する必要があるでしょう。
プライバシー保護の観点から、背の高い塀や生け垣、植栽などが設置されています。
しかし、ベランダの壁が高い場合は身を隠しやすい環境ができるため、泥棒の侵入が容易になり、注意が必要です。
日中は家を留守にすることが多い、または新聞や郵便を取らないでそのままにしがちなお家は、泥棒にも狙われやすいと考えられます。
ベランダから侵入できる箇所に対してできる有効な防犯とは
マンションのベランダには、火災時に避難できるように簡単に破られる壁が設置されています。
下の階に避難できる避難ハッチも設置されているため、いつでも泥棒が侵入できる要素が揃っているのです。
近年、玄関の鍵のセキュリティが向上した結果、逆にベランダから侵入するケースが増えています。
泥棒はベランダから侵入した後、窓ガラスを割って室内に入ります。
そのため、ベランダ側の鍵をしっかりと閉めることは基本的な防犯です。
防犯フィルム貼りの窓ガラスは簡単には割れないため、泥棒を諦めさせられるかもしれません。
さらに補助錠を取り付け、鍵を二回開けなければ侵入できないようにすることもひとつの手段です。
以上の防犯は、戸建て住宅においても効果があります。
ペットが飼えるお家の場合は、見知らぬ人が来たらよく吠える犬を飼うのも防犯に効果的です。
一人暮らしの場合は、明かりやテレビをつけっぱなしにして在宅を装うと、泥棒の侵入の機会も減りますよ。
ベランダの窓や鍵に対して有効な防犯とは?
窓に鍵を二か所以上取り付けることも、基本的な防犯です。
他にもセキュリティ会社と連携した防犯センサーを取り付け、自動的に通報される防犯システムも存在します。
賃貸ならあらかじめ防犯システムが用意されていますが、戸建て住宅の場合は、後付けで防犯システムを導入しなければならず、毎月一定額の費用がかかります。
ベランダから侵入されると、室内のお金などの貴重品や宝飾品が盗難に合うケースが多いです。
完全に防ぐことは難しいため、空き巣被害をカバーする保険への加入を考えてみるのも良いでしょう。
例えば、火災保険や住宅総合保険、損害保険などでこうした保険に加入することが可能です。
まとめ
新生活の一人暮らしで最初にやるべきことは、ベランダをはじめとする防犯です。
なぜなら玄関やベランダ、窓からの侵入による空き巣被害が増えているからです。
また、玄関のセキュリティが高まるにつれて、今度はベランダの窓が狙われやすくなっています。
今後は、戸締りの重要性を再確認し、二重鍵や防犯センサーと連動したセキュリティシステムの導入や空き巣被害をカバーできる保険などに加入する各種防犯が必要となってくるでしょう。
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