賃貸物件を探すときは入居者が自転車を保管している駐輪場もチェックしましょう。
共用部である駐輪場の使われ方や様子から、さまざまな状況を推測できるからです。
入居者同士でトラブルが発生しやすい環境なのかどうかを見抜くポイントをご紹介します。
賃貸物件の駐輪場に自転車の空きスペースがあるかをチェックする
賃貸物件を探すときに下見や内見で、駐輪場をチェックするときは空きスペースの有無に注目しましょう。
空きスペースがあるかどうかは、パッと見ただけで分かります。
これから入居する賃貸物件は、少なくとも空室がある状態です。
最低限でも、自転車1台分の空きスペースがなければ、自分が入居したときに利用できるスペースがないといえます。
空きスペースがないのは満車の状態です。
空室のある賃貸物件で駐輪場が満車の状態は、あり得ない状況なのだと意識しておきましょう。
賃貸物件の駐輪場に停めてある自転車の台数をチェックする
賃貸物件の駐輪場に停めてある自転車の数が部屋の数よりも多ければ、同じ世帯が複数の自転車を所有して駐輪場に停めている可能性があります。
さまざまな可能性がありますが、基本的に最低でも部屋と同じ数の自転車を停められるスペースがない駐輪場ではトラブルが発生しやすいです。
部屋ごとに駐輪場のスペースが割れ当てられていれば良いのですが、自由空間として設定されている場合は暗黙のルールが入居者同士の間に存在しています。
空きスペースの有無に続いて、駐車してある自転車の数をチェックしましょう。
賃貸物件の駐輪場の清掃が行き届いているかチェックする
賃貸物件は不動産管理会社が建物の敷地と共用部の清掃を担当しています。
共用部の駐輪場が汚れていれば、入居者が汚したまま放置している可能性が高いです。
不動産管理会社による清掃は月に1回程度ですから、常に清潔とは限りませんが、いくつか判断できるポイントになっています。
賃貸物件の駐輪場が整理整頓されていて美しければ、不動産管理会社の清掃以外にも入居者がキレイに使用していることがわかるからです。
賃貸物件の駐輪場で見逃したくないポイント
賃貸物件の駐輪場は共用部であり、同時に部外者が自由に入ってこれる空間でもあるため、セキュリティ面にも影響があります。
駐輪場の自転車のカゴにチラシが入ったままであれば、ポスティングの人が自由に出入りしていることの証明です。
自転車にカラのペットボトルなどのゴミが入ったままならば、ゴミを共用部に放置していることを恥ずかしく思わない入居者だとわかります。
もしも部外者が勝手に侵入してきて自転車のカゴに捨てているなら危険です。
多少の汚れは管理会社が必ず清掃するので問題ありませんが、ゴミの放置は厄介といえます。
治安面での不安材料になり、思いがけないトラブルに巻き込まれる可能性もあるので注意しましょう。
まとめ
賃貸物件の駐輪場は、どのような性格の入居者が暮らしているのかを見きわめることのできる場所です。
空きスペースの有無や自転車の台数と部屋数をチェックすることにより、入居者同士でトラブルが発生する可能性があるかを予想することができます。
自分が自転車を所有していない場合でも、セキュリティ対策やトラブル予防になるので、必ずチェックするようにしましょう。
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