日本の場合、都市ガスとプロパンガスの2種類のガスがあり、それぞれ特徴が異なります。
一人暮らしをするため賃貸物件を探している場合は、契約しているガスも確認することをおすすめします。
今回は、都市ガスとプロパンガスの違いをご紹介します。
都市ガスとプロパンガスの違い① 2つの違い
いずれも、家庭に熱源を供給することができますが、ガスの種類・供給方法・料金などが異なります。
ガス代は、毎月3,000円~5,000円が相場と言われていますが、同じ使用量でも契約する会社によって料金が変動します。
また、供給元だけでなく、住んでいる地域によっても料金が変わるので、物件がある地域の料金体系も確認することをおすすめします。
都市ガスとプロパンガスの違い② 都市ガスの特徴
●都市ガスとは
主にメタンが多く含まれた天然ガスを取り扱っており、地下にあるガス導管を通して各家庭にガスを供給しています。
●メリット
安全性が高いのに加え、料金が安いのがメリットで、一般的にプロパンガスより安くなります。
●デメリット
地下にあるガス導管を通してガスを供給しているため、配管が無い地域には供給できません。
また、初期費用が高いことや、災害時の復旧が遅いことも、デメリットと言えるでしょう。
都市ガスとプロパンガスの違い③ プロパンガスの特徴
●プロパンガスとは
主にブタンやプロパンが多く含まれたガスを取り扱っており、ガスを液化させてボンベに充てんし、各家庭にガスを供給しています。
●メリット
設置する時の初期費用が安いのに加え、災害時の復旧も早いので、地震などの災害が発生した場合でも安心です。
また、都市ガスに比べると火力が強いため、強い火力で料理したいと考えている人にもおすすめです。
●デメリット
販売店によって料金が異なるため、一概には言えませんが、同じ使用量であれば都市ガスより1.6倍ほど高くなります。
ガス代は大家さんが契約しているガス会社次第なので、場合によってはさらに高額になる可能性もあります。
まとめ
以上、都市ガスとプロパンガスの違いをご紹介しました。
同じ使用量であれば、都市ガスが安くなると考えられますが、どちらもメリット・デメリットがあります。
なお、神奈川県内の都市ガス普及率は60%ほどとなっているので、一人暮らしを始める際は参考にしてみてください。
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