進学を機に、ご実家や地元を離れること学生さんの中には、念願の一人暮らしにワクワクしている方もいらっしゃるでしょう。
寝室以外のスペースも全て自分だけの空間として使うことができ、しかもご家族の目が届かない自由さは、多かれ少なかれ期待に胸が膨らみますね。
そんな楽しみの多い一人暮らしですが、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
単身者向け賃貸物件でしてはいけないこと
一人暮らしをする場合、ほとんどの学生さんがワンルームや1Kといった、単身者向けの賃貸物件を選ばれます。
当社でも、学生さんが多い淵野辺駅周辺で多数の単身者向け賃貸物件をご紹介していて、毎年多くの学生さんのお部屋探しをお手伝いしています。
そんな単身者向け賃貸物件で一人暮らしをする場合、してはいけないことが『同棲』です。
その理由としては、単身者向け賃貸物件の中には、『単身者限定』と、完全に一人暮らしを目的とした方が住むことを限定している物件があります。
こういった物件で2人以上の方が一緒に住むことは、当然契約違反となるため、同棲はできません。
一方、一人暮らし限定ではない単身者向け賃貸物件の場合でも、そのお部屋の契約者以外の方が住むことを賃貸借契約書で禁止しているなら、一緒に暮らすことはNGです。
どうして同棲がNGなの?
単身者向け賃貸物件で同棲を禁止しているケースが多い理由は、以下の点が挙げられます。
・人数が増える分、話し声やその他の生活音などが大きくなり、周りのお部屋の方に迷惑をかけてしまうため
・1人で暮らす場合と比較すると、設備の使用回数が増える分、消耗や劣化が早く進むため
・他のお部屋の住人の方やオーナーさんにとっては、契約者以外の方=知らない方が住んでいるという不安がある
単身者向け賃貸物件は同居する方がいない分、1人でゆっくり過ごしたいと思われる方に適した物件です。
例えば、あなたがお部屋でゆっくり静かに過ごしている時に、いきなり隣の部屋からカップルの喧嘩する声が聞こえてきたら驚くでしょう。
その頻度が多ければ、到底自宅でゆっくりくつろぐことができず、ストレスとなりますよね。
また、設備についても、想定していたペースより早く消耗や劣化が進むと、オーナーさんの修理代や交換費用の負担も大きくなってしまいます。
そして、周りの住人の方やオーナーさんが知らない方が頻繁に出入りするということは、「何かトラブルが起きたらどうしよう…」という不安な気持ちにもなります。
万が一、本当にトラブルが起きたり災害に見舞われたりしても、内緒で同棲していた場合は契約違反として補償を受けられなかったり、逆に費用を請求される可能性も否めません。
こういった理由から、単身者向け賃貸物件で2人以上暮らすことが認められないケースが多いのです。
まとめ
大好きな恋人と過ごす時間は、とても楽しく「もっと一緒にいたい!」と思うことも多いですが、先走って単身者向け賃貸物件でこっそり同棲を始めることは契約違反です。
淵野辺駅周辺やそれ以外のエリアの単身者向けのお部屋をお探しの学生さんは、ぜひ今回の記事の内容を参考にしていただけると幸いです。