都心にもほど近く、住宅地として人気の神奈川県相模原市。
全国的に少子化が進む中で、貴重な人口増加地域でもあり、子育て世代にも人気となっています。
もともと、さまざまな子育て支援政策が充実している相模原市。
出産前から妊婦さんへの医療費助成に加え、出産後に入院養育が必要な場合には、入院費用を助成する養育医療給付もあります。
さらに相模原市では平成30年7月から、新たな子育て支援策として電子母子手帳アプリの提供をはじめました。
今回はこの電子母子手帳についてご紹介します。
大人も対応の健康アプリと連携
この電子母子手帳は、神奈川県が提供する健康を管理するスマホアプリ「マイME-BYOカルテ(マイみびょうカルテ)」と連携して提供されるもの。
マイME-BYOカルテでは、毎日の歩数のほか、病院で受診した場合の診断の結果、服用している薬など、健康に関するさまざまなデータを記録するものです。
薬などは、かつて自治体でよく発行されていた「おくすり手帳」の電子版とも言えますね。
自治体が管理してくれるから安心
こちらの電子母子手帳はこうしたデータを県が管理してくれます。
薬など、健康に関するデータはその人にとってセンシティブな情報が多いものです。
公的な自治体が管理してくれるのなら、安心感が違いますね。
今回市が新しく発行するアプリは「さがプリコ」という名前で、このサービスと連携した電子母子手帳です。
神奈川県内ではすでに22の市・町で同様の取り組みをはじめており、相模原市は23番目。
県内の政令指定都市としては、はじめての参加になります。
大人になってからも意義が
子どものさまざまな健康や薬の記録を付けられるのはもちろん、利用している保護者から好評なのが「予防摂取の日が近付くとアラートで知らせてくれる機能」です。
また、子どもが大きくなっても「マイME-BYOカルテ」を引き続き利用すれば、子どもの頃からの詳細な医療データが作られていくことになります。
将来、病院を受診する際にも、今までの健康やお薬の記録、病歴などをすぐ確認することができます。
大人になってからではなく、産まれた時からのデータをすぐ参照できることになるので、医療機関側としても、より早く適切なプランを立てることにつながります。
まとめ
小さい頃から電子データで医療情報を残しておくことは、子育てを助けてくれるだけでなく、子どもが大人になってからも意義のある事といえます。
相模原市で子育てをするなら、ぜひこちらの電子母子手帳アプリ「さがプリコ」をご利用ください。
相模原市での子育てをお考えの方は、落合不動産へお気軽にご相談下さい。