賃貸物件を探す時は、お隣さんや上下階の方の生活音が大きく響くようなうるさい部屋より、ある程度音の響きが抑えられる部屋の方が気持ち良く暮らせますよね。
どの程度の生活音をストレスと感じるかは人それぞれですが、音の響きが原因で隣人トラブルにならないよう、賃貸物件選びでは防音対策もしっかりチェックすることが大切です。
今回は、これから相模原市で賃貸物件探しをされる方に、ぜひ行っていただきたい生活音の響き具合のチェックポイントをご紹介します。
賃貸物件には生活音の響きを抑える明確な基準がない
賃貸物件を建てる際、必ず守らなければならない法律の一つが建築基準法ですが、実はこの中に音の響きを制限する規定はありません。
建築基準法では、壁の長さと建物の階数によって壁の厚みの最低基準が定められていますが、生活音の響きは壁の素材によって変わるため、厚みがある=防音対策とはならないのです。
ただし、これはお隣さんとの間にある壁の話で、上下階に関しては床や天井が厚いほど響く音が小さくなります。
そのため賃貸物件を探す際は、お隣さんとの壁の間には音を吸収しやすい素材が使われているのか、床や天井の厚みはどのくらいあるのか確認しましょう。
賃貸物件探しでぜひ実践してほしい生活音の響きチェック方法
先ほどは、壁の素材や床・天井の厚みを知ることで防音状態を確認することができると申し上げましたが、それ以外の方法でもチェックすることができますよ。
例えば、間取り図を見る時に契約をご検討する物件だけでなく、その隣の間取りも見てみましょう。
寝室の壁越しにお隣さんのリビングがある場合、リビングに置いたテレビから伝わる音に悩む可能性があります。
一方、壁を隔てた部屋が寝室同士の場合は、リビングやキッチンなどから伝わる生活音も小さくなります。
また、賃貸物件の内見に行く時は、お隣さんや上下階の方が在宅していそうな時間帯を選ぶのもおすすめです。
深夜や早朝は無理ですが、平日の夕方近くや休日の昼間などにお隣さんや上下階の方が在宅しているようであれば、実際にどの程度生活音が響くのか確かめやすくなります。
そして、壁越しに伝わる音の確認については、軽く叩いてみたり直接耳を当てたりすることも有効です。
まとめ
音に関する隣人トラブルは意外と多く、時には大きな問題となることもあります。
入居から退居の時まで良い隣人関係を築けるように、賃貸物件探しでの生活音チェックは怠らないようにしましょう。
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